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鹿肉のメリット

鹿肉のメリット

鹿肉は、犬や猫にとって体を維持するための必須アミノ酸を豊富に含んでおり、健康維持に役立つ栄養素も多く含まれています。
そのため、食事の主役として取り入れる価値があります。特に、健康な愛犬・愛猫の筋肉維持や肥満予防に最適な食材です。

近年はSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが広がっており、鹿肉の利用は農作物の被害防止や廃棄物の減少、食糧確保に貢献できることから、愛犬・愛猫家の間でも注目されています。

また、ヨーロッパでは養鹿も盛んで、ジビエは高級食材として扱われています。

栄養素

鹿肉は高たんぱくで低脂肪、さらにコレステロールも低い非常にヘルシーなお肉です。
低脂質や低カロリーに加え、アセチルカルニチンが脂肪の燃焼を促すため、ダイエットや筋肉維持を目指す方に適しています。
良質なたんぱく質は、消化吸収を助ける栄養素がバランスよく含まれているため、食物アレルギーの原因になりにくく、消化が良い特性があります。特にシニア犬にもおすすめの食材です。
また、鹿肉はアミノ酸スコアが100の良質なたんぱく質を含んでおり、健康維持に役立つさまざまな栄養素も豊富です。さらに、鹿肉には青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれており、中性脂肪を減少させる効果も期待できます。
鹿肉は体に優しく、健康にうれしい栄養価の高い赤身肉です。赤身には、元気維持に役立つ鉄分や亜鉛が豊富に含まれており、滋養強壮に優れた食べ物と言われています。
※アミノ酸スコアとは?
アミノ酸スコアとは、たんぱく質を構成する必須アミノ酸がバランスよく含まれているかを示す指標です。

アレルギー

鹿肉はアレルギー対応の食材としても利用されます。以前はラム肉などがアレルギー対応に使われていましたが、鹿肉も犬にとって新奇(新しい、めずらしい)な肉であるため、アレルギー反応が出にくい特徴があります。
後天性の食物アレルギーは、同じ食材を食べ続けることで体内で作られる抗体が異常に反応してしまうことが原因です。そのため、アレルギーを避けるためにはこれまでに食べたことのない食材を選ぶことが重要です。ただし、アレルギーはタンパク質の分子構造に反応するため、構造が似ていればアレルギーを引き起こす可能性があります。例えば、牛肉アレルギーの場合、羊肉や馬肉にも反応する可能性が高いことが分かっています。
アレルギー反応が心配な場合は、まずは少量ずつ与えて実際の愛犬・愛猫の反応を観察してください。また、獣医師から食事指導がある場合はそれに従ってください。
鹿は野生動物であるため、合成保存料などの添加物を含む餌を食べていないこともあり、アレルギーが出にくい肉として注目されています。ただし、添加物がすべて悪いわけではなく、アレルゲンの一つとして疑われる場合もあるという点に注意が必要です。

嗜好性

鹿肉は犬や猫に必要なアミノ酸を豊富に含んでおり、正しい処理を行えば比較的臭みの少ない肉です。
そのため、食べやすく嗜好性も高いとされています。
さらに、犬や猫は自然な甘みや旨みを好む傾向にあり、鹿肉に豊富に含まれるアミノ酸がその嗜好性を高めています。

食欲が低下していて少量しか食べられない場合(疾患時を除く)など、食欲のスイッチを入れるサポートに鹿肉を少量使ってみるのも良いでしょう。

SDGs

近年、ジビエ料理(狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉を調理した料理)がブームとなっています。鹿肉は低脂肪でヘルシーなため、健康志向の方々にも注目されています。
さらに、ジビエの栄養価が犬や猫にも有益であると話題になり、愛犬・愛猫家の間でも人気が高まっています。
国内では、鹿は害獣として多く駆除されていますが、その大部分が利用されずに廃棄されていました。しかし、ジビエブームにより、捕獲方法や衛生管理のルールが整備され、様々な分野で活用されるようになりました。これにより、鹿による被害に苦しんできた地域の所得向上や活性化にも繋がり、持続可能な発展が促進されました。鹿肉の利用はSDGs(持続可能な開発目標)への貢献ともなります。
このように、ペットの食生活を通じて社会全体や地球環境への配慮が進む中で、ジビエ料理はますます注目を集めています。
天然ジビエおやつ工房
121 ~わんにゃんわん~
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宮崎県延岡市無鹿町1丁目2180-28
TEL:0982-40-3448
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