生食
生の鹿肉を与える場合、リスクが伴います。リスクを最小限に抑えるためには、衛生管理が徹底された商品を選ぶことが重要です。
特にシニア期や免疫力が低い犬猫には、生食は避け、加熱してから与えることをお勧めします。
天然ジビエおやつ工房121のジャーキー類は製造するにあたり高温殺菌処理を行っていますので安心して与える事が出来ます。
成分検査も行い、科学的にも安心安全が確立されています。
適量を与える
鹿肉は低脂肪・低カロリーですが、過剰に与えると肥満や内臓への負担が増す可能性があります。
家族の健康を守るために、適量を心掛けることが大切です。
銅の含有量が多め
ほかの肉に比べて銅の含有量が多めです。銅蓄積性の肝臓病になりやすい体質の場合は注意してください。
銅の含有量例(100g中):牛もも肉0.07mg、九州鹿肉0.15mg
下痢
鹿肉がアレルゲンとなり、アレルギー反応で下痢を引き起こすことがあります。初めて与える際は少量から始め、愛犬愛猫の反応をよく観察してください。また、シニア期や免疫力が低下している場合は、生肉の摂取を控えた方が良いでしょう。食べ慣れない食材を食べた場合でも下痢をすることがあります。
腎臓病
腎臓に問題がある犬猫には、鹿肉のような高タンパク質の食材は注意が必要です。鹿肉には比較的多くのリンが含まれており、腎臓に負担をかける可能性があります。獣医師と相談の上、適切な食事管理を行いましょう。
リンの含有量例(100g中):牛もも肉150mg、九州鹿肉220㎎
衛生面に配慮された鹿肉を選ぶポイント
鹿肉にはE型肝炎ウイルスや腸管出血性大腸菌、サルコシスティスなど、さまざまなウイルスや寄生虫が含まれる可能性があります。これらのリスクを避けるため、以下の処理が施された鹿肉を選ぶことが重要です。
- 中心温度がマイナス20℃以下で48時間以上の冷凍処理(121ではこの処理を行っています)。
- 75℃で1分以上の高温殺菌処理(121ではこの処理を行っています)。
安全で健康的な鹿肉を選び、愛犬愛猫に適切なケアを行いましょう。
誤飲について
121ジャーキーはパピー、シニアステージのご家族でも食べやすいように薄く、割れやすいように仕上げてありますが、体や口、体調に合わせて食べやすい大きさに割って与えましょう。
口に入れた時に誤飲の可能性もありますので、必ず飼い主様の目の届く範囲でお楽しみください。
また、硬い骨などは嚙みすぎると歯を痛める事もあります。与えたままにせず、適度な時間で楽しむようにしましょう。
鹿肉の摂取量について
犬におやつやトッピングとして鹿肉を与える場合、愛犬が1日に必要な摂取カロリーのうちの10%以内の量が理想です。栄養バランスの偏りを防ぐため、多くても20%以内にとどめるようにしてください。
避妊・去勢済みの成犬が1日に食べられる鹿肉の上限量を体重別にまとめてみました。
【体重別】犬が1日に食べられる鹿肉の量
体重(kg) 1kg 2kg 3kg 4kg 5kg 6kg 7kg 8kg 9kg 10kg 15kg 20kg 25kg 30kg
鹿肉の上限量/日(g) 10g 14g 20g 24g 29g 33g 38g 42g 46g 50g 67g 83g 99g 113g
摂取カロリーの10%(kcal)※ 11 18 25 31 37 42 48 53 58 63 85 105 125 143
1日に必要なカロリー (kgal) 112 188 255 317 374 429 482 533 582 630 854 1059 1252 1436
上記表は
避妊・去勢済みの成犬が1日に食べられる鹿肉の上限量の目安です。
※避妊・去勢済みの成犬に、摂取カロリーの10%の量のおやつとして鹿肉だけを与えた場合の数値
※鹿の種類によって異なり、100gあたり96~126kcalと幅があるので注意
上記の上限量はあくまでも目安です。鹿肉はたんぱく質が豊富なため、愛犬の体調や便の状態はもちろん、体型や活動量、ライフステージなども考慮して与える量を調整しましょう。
また、鹿肉のほかにおやつやトッピングなど与える場合は、その分のカロリーと合わせて10%程度(多くても20%以内)となり、食べさせてもいい量は変わるので注意が必要です。